どこでも映画録

観た映画の感想を思うがままに書いてます

帝一の國 2017.5.19

"好きなことをして生きていたい"

すごく理想的だなと思います。趣味って心の拠り所になると思うし、それが仕事になったらなおさらいいことですね。打ち込めることがあると人間輝いて見えるんだなと最近思うようになりました。

 

時間があったので菅田将暉主演の帝一の國を観に行きました。原作を読んだことがないのであらすじは違うものかもしれませんが。

官僚の父親とピアニストの母親との間に産まれた息子帝一は賞という賞を総なめにするほどピアノの才能に溢れていましたが、将来官僚として働いて欲しいと思う父親に半ば強制的という形で海帝高校(中高一貫のような描写でした)に入学します。海帝高校は官僚の育成を目的とした学校で規律も厳しく文武両道を目標としているかなりハードな環境です。しかしここの生徒会長になることは未来の総理大臣への近道であり多くの学生がこの座を狙おうと奮闘し、情報操作はもちろん裏金も回り、何とか票を得ようと本気で学生が戦っている様子がコミカルに描かれています。トップの成績で高校に進学した帝一が親友の光明とともにどのように選挙を勝ち抜いていくのかが見どころです。

 

映画の中で帝一が生徒会長を狙う目的が出てきますがそれは幼少の頃から抱いてきた純粋な気持ちからくるものでした。それを実現するために強かに、貪欲に戦い続ける帝一の姿に過酷な環境の中で好きなこと、人が人間に与える大きな力を感じました。